のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

pha氏の「しないことリスト」はポジティブになる

しないことリスト (だいわ文庫)

 今回は、だいわ文庫の本、「しないことリスト」を読んで思ったことについて話していきたいと思います。よろしくお願いします。

本の内容

  この本の著者は、以前に「ニートの生き方」という本を書いた人です。仕事が嫌になったので辞めました。しかし、仕事をしていた時よりお金が無くても辞めてからの人生の方が楽しいと思っています。この本は、著者が読者に今より気楽に物事を考えていけるような内容が書かれています。

自分にとって必要なものは周りではなく自分が決めるもの

 この本で、著者は、この世界は数えきれない程の情報で溢れていて、テレビでも、新聞でも、インターネットでも情報が出ているから逃れることは出来ないと言っています。

 しかし、メディアなどがこれからの時代に必要と言っていることが本当に必要なのかは、疑問です。例えば、私が小学生の頃から「これからの時代、英会話のスキルは必要」だとか言われていて、自分の通っていた小学校でも英会話の授業が週1であったのですが、私は面倒臭いのでたまに教室から出て参加しなかったり、居眠りしていました。なので英会話は出来ません。しかし、働いてからも英会話のスキルが必要とされる状況に出くわしたことが無く、生きていく上で特に問題は無いです。「近々人間のやる仕事はAIが代わりにやることになる」という見方も、働かなくても良くなる世界になるんじゃないかとポジティブに考えています。

世の中、自分の努力より運の方が影響が強い

 

 趣味としては漫画や小説、自己啓発本だとか読むことですが、ただ読んでいて内容が楽しくて面白いと感じるから読んでいます。この広い地球の中で自分一人の影響力なんかたかが知れているから自分の力ではどうにもならないことの方が当たり前。よく駅前で見かける消費税10%反対等の演説も聞いていても、確かに嫌だけどどう足掻いても覆ることなんてないと諦めているし、人生自分の努力ではなく運の要素の方が大きい。有名人の著書を読んでも、努力の他に、それを評価してくれる良い人との出会いが必ずと言っていいほどあります。例えば、野村克也氏の場合はテスト生の時他の人が遊んでいたおかげで試合に出ることが出来たと言っていますし、イチロー選手の場合は仰木監督が振り子打法を受け入れてくれたことで出場機会に恵まれるようになりまし、松井秀喜氏の場合も長嶋監督がドラフトで当たりくじを引いたから師弟の繋がりが出来ました。

 だから超一流ビジネスマンになりたいという願望は持っていないです。仕事で良い結果を出すには職場内の環境等も要素に含まれる。しかも、その方が占める割合は大きい。それに、働くよりもネットで呟いたり本を読む方が面白くて良いので。働くのは、本を買うお金の為ですね。出世もまあ、運が良ければ出来るかもと思ってやっています。

おかしいのは自分ではなく世の中だと感じると気楽

 多くの職場は、月曜日から金曜日までが仕事で、土曜日と日曜日は休みという形式になっています。多くの人間はそれを当たり前のように思いますが、そのお陰で変化が無くて面白くない。職場の雰囲気も変わらないし、行き帰りの電車の中もいつも満員。平日休みで土日出勤にした方が電車の中が空いていて通勤が楽なのにと思います。

 業務時間内にやることが終わったにもかかわらず定時になるまで帰れないのもおかしい。そして手が空いたら人の仕事を手伝うように言ってくる人間もおかしい。自分はその人の仕事内容を理解していないんだから、その人から仕事の説明を受けてそれを理解するのに時間がかかる。しかもその説明をしている時間、相手の手も止まってしまう。それなら手伝わない方が早く終わるんじゃないか?

 このように、自分がおかしいと責めるのではなく、こいつは何を考えているんだと思っている方がストレスが溜まらないからその分気楽になると思います。

したいことをする。これが一番幸せ

 

 最後になりますが、この本を読んで思ったことは、これに尽きます。人間、いつ病気になるか分からない。夜寝たらもう目が覚めないかもしれない。出勤途中に車に轢かれて死ぬかもしれない。だから、いつ死んでも未練が無いように、自分が今したいと思ったことは迷わないでやる。これが生きる上で一番の幸せなのだと思います。

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!!