のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

ドロシーのブレない願いこそ「オズの魔法使い」の魅力的要素

うd こんばんは。takaです。今日インターネットのトップ画面で自分が住んでいる所の降水確率が70%と書いてあってビビりました。ボロボロだったから新しくスーツを買ってそれを着ていたので、濡れるのはすごい嫌だったもので。結果的に地元に着いたら雨は降っていなかったので助かりました。それにしても、昨日に続き、スッキリしない天気でした。


オズの魔法使い (角川文庫)

 今回は、「オズの魔法使い」を読んで自分が魅力的だと思った所について話していきたいと思います。「オズの虹の国」は絵本で読んだのですが、こちらは大人になってから初めて読みましたね。

 

ストーリー

 アメリカ合衆国にあるカンザス州にヘンリーおじさんエムおばさんと一緒に住んでいた少女、ドロシーがサイクロンに巻き込まれ、犬のトトと一緒に家ごとオズの国に飛ばされてしまい、そこで出会った魔女にカンザスに帰るためには何でも願いを叶えてくれるというエメラルドの都に住むオズの魔法使いに会って頼む必要があると知り、カンザスに帰るという願いを叶えてもらうためにエメラルドの国を目指します。そしてその道中で脳みそが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキの木こり、どんな危険な状況でも立ち向かえる勇気が欲しいライオンと出会い、彼らもオズの魔法使いに自分の願いを叶えてもらうためドロシーに同行します。

 エメラルドの都に着いた一行は早速オズの魔法使いに会いに行き、願いを叶えてもらおうとします。しかし、オズの魔法使いはすぐには願いを叶えてくれず、ウインキーの国を支配している西の悪い魔法使いを倒してくれたら願いを叶えてくれると約束し、一行はまた旅に出ます。

 そして魔法使いを倒してエメラルドの都に行くと、オズの魔法使いの正体は魔法使いではなく詐欺師で、魔女退治を依頼をしたのも自分では太刀打ち出来ないからでした。一行は約束が違うと怒りますが、手品師は勇気が出る薬、ハート形の袋、針などを詰めた頭をそれぞれ与え、ドロシー以外の願いは無事に叶いました。ドロシーの願いであるカンザスに帰ることに関しては、気球を作ってそれに乗るという形になりました。

 しかし、ドロシーは気球に乗り遅れてしまい、一緒にエメラルドの都を離れようとした手品師だけ乗って行ってしまいます。

 途方に暮れるドロシーは、南の良い魔女グリンダという人に聞けば良いという情報を聞き、またまた一行と一緒に南へ出発します。

 ようやくグリンダと会い、カンザスに帰る方法を聞くと、最初にサイクロンで飛ばされてオズの国に到着した際に東の悪い魔女を倒した際に魔女が履いていたガラスの靴をドロシーが履いているのを見て、その靴でかかとを3回合わせれば願いが叶うと言われます。ドロシーは一行に別れを告げ、言われた通りにしました。ようやくドロシーはカンザスに戻ることが出来、おばさんとの再会を喜びました。

この作品の魅力な所

 私が最初にこの作品を読んだ時は仲間と一緒にオズの国で暮らすなんていう展開なのかなと思っていました。そこで、気球で帰るのが現状、不可能になったという状況になり、木こりがみんなでここで暮らそうという提案をして、本当にそうなるのかなと思ったのですが、ドロシーは、「いや、私はカンザスに帰っておじとおばと暮らしたい」とそれを拒否します。このドロシーのブレない、諦めない部分を見て、私はこの作品を好きになりました。そして、二人のことが好きなんだなあと思いました。

 

感想

 自分の予想と違った点になり、そしてその展開が好きだったので良かったです。仲間であっても一緒に暮らすというのは違うんだなとそれぞれの道を歩もうとする一行の姿勢が適度な距離感がありました。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!!