【書評】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない
どうも。takaです。今回は、エンタメ小説界のトップである大沢在昌氏の「小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (角川文庫)」についてです。
【文庫版】小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (角川文庫)
本の内容
作家になるために必要な技術、デビューする方法等、作家を志している人のための指南書です。
小説家は「好き」を仕事にしている
小説家は、小さい頃から本を読むのが好きで、小説を書くだけでなく、読むことにも多くの時間を使っています。漫画家に憧れる人も漫画を読むのが好きで多くの作品を読んできていると思います。
そうしているうちに「自分でも物語を作ってみたい」という気持ちが生まれ、本を書く方にも興味が出てきます。
デビュー出来る可能性が低く、生活面に不安があったとしても、賞に応募しようとするのは、「多くの人に読んで読んでほしいから」、「自分の作った作品が世に出るのは誇りだから」といった理由があると思いますが、積極的に行動を起こす理由は、「好き」という気持ちです。つまり、
エンターテイメントという仕事はまさに「好き」を仕事にしていることなのだと思いました。
現在は読んでもらえる場所が多くなっている
今の時代ではインターネットやSNSがあるので、書いた作品をWEBに投稿し、読んでもらえることが出来るようになっています。
そこからTwiiterで拡散されて注目を浴びるようになって、出版の話が来て出版することになるなんていうケースもあります。
美味しい話ばかりではないですが、賞に応募することが唯一の手段ではなくなったので、小説を書いたらWEB上に上げるのも良いと思います。趣味として書くのも面白いと思いますし。
この本は小説の書き方に悩んでいたら読んでみると良いと思います。