【書評】読書のチカラ
どうも。takaです。今回は、東京大学法学部卒で、明治大学で教授をしている齋藤孝氏の作品、「読書のチカラ」について述べていきたいと思います。
本の内容
この作品では、斎藤氏が本を読むことによって得ることが出来るものや、スマートフォンの普及により誰でも簡単にネットにアクセス出来て、外では大半の人間がスマートフォンを操作しているこの世界の現状の中、本の重要さについて、学生達の行動等を踏まえたりしながら述べています。
感想
【1】電車の中での変化
斎藤氏によると、ネットが普及する前は電車の中で本を読んでいる人がいたみたいですが、今現在ではほとんどの人がスマートフォンを操作しているみたいです。実際、私も電車の中を見渡してみたのですが、ほとんどの人がスマートフォンに目を向けて、イヤホンを繋いで音楽を聴いていたり、ゲームアプリをしていました。歩きスマホも当たり前という感じです。機器に差し込まないイヤホンをしていることで、音楽を聴いていることに気付きにくくなりました。
私はといいますと、確かに電車内でスマートフォンを操作することはありますけれど、画面に100%の数値が表示されるのが気持ち良いので100%でなくなる時間帯を見計らって、99%以下になったらスマートフォンを見ています。行きの電車の中では電車が遅れて会社に遅れる連絡をする時以外はいじりません。大体まだ100%なのでもったいないっていうのがありますね。
これだと昔は本を読むしか選択肢が無かった感じですね。
【2】古典の読み方の参考に
また、この本では、どのようにして古典を読めばいいのかが書かれています。古典は、大昔から現在まで長く支持されている素晴らしい本です。しかし、原文で書かれているものでは、わからない文章ばかりで読んでいても理解することは難しいと思います。そこで、どのような本を選べば内容が分かりやすくなるのかが書かれているので、古典を理解出来るようになることにも繋がります。
【3】いきなり難しい本は読まない
本には、小説にしてもビジネス書にしても分かりやすいもの、分かりにくいものがあります。私も本を読んでみて、読みやすいと感じるものもあれば、読みにくいなと思ったものもありました。
そういう時はレベルがあまり高くないものをまず読んでみると良いみたいです。なので、ポケモンやドラクエのレベル上げを想像して、現状の自分の理解力を把握して本を読んで自分の脳のレベルアップさせるとゲームをやっている感じで楽しいかなと思います。
本を読むとどんな効果があるのか知りたい人にお勧めです。