大御所、野村克也氏が斬る!!現在のプロ野球界の様子が書かれた本
どうも。takaです。今回の記事では、野村克也氏の「プロ野球 堕落論」(宝島社新書)について話していきたいと思います。
本の内容
高校卒業後から今まで野球界に携わってきた野村克也氏が、2019年のペナントレースの状況等も踏まえてそれぞれの球団、特に巨人のこういう所が良くない。その他にも、現在のプロ野球のシステムについて指摘していきます。
結果を出すには時間がかかる
球団が早急に結果を求める傾向が強くなったのか、現在の監督は、結果が出なければ1,2年で交代することも珍しくありません。なので、自分の立場が危うくなるので急いで結果を出そうとするのですが、まだまだ未熟な人達がいきなり大成するなんていうことはないので、時間をかけて育成するということが必要になってきます。過去にも強いチームは長期に渡って同じ人が監督を務めています。これは会社でまだまだ知識や経験が不足している人がいきなり仕事が出来るようになるなんていうことは考えられないので同じように考えてみると分かりやすいと思います。
プロ野球選手はプレーで魅せる
プロ野球選手は派手な髪形やネックレスといったもので目立とうとするのではなく、野球のプレーでファンを魅了すべきだとおっしゃっています。これは他のスポーツでも一緒ですね。
プロ野球選手は芸能人みたいにトークや外見はあまり必要ではなく、一番重要なのは野球のプレーぶりです。野球で結果を残していけば、応援してくれるファンも増えて人気も上がっていきますし、逆に結果を残せなければ将来強制的にユニフォームを脱がされることになり、失業者になってしまい、収入が減ることによって税金の問題等も出てくるので、苦しい状況に陥って痛い目を見ることになるぞと伝えているのだと思います。
シーズンオフにテレビに出ている人も結果を出している人達ばかりなので、結果を出せば人生良い方向に向かっていくと感じます。
考えるクセが無いといけない
プロ野球選手は、ただ打つだけという考えでなく、己を知り、相手のことを考えてプレーすることによって結果を出すことが出来る確率が高まると常々おっしゃっていますが、これは一般社会でも同じことが言えると思います。自分の立場を知り、仕事について考える時間というものは必要になってくる。だから本を読むことで自分の言葉を持ったり、人の考えを取り入れるということが出来るので本を読むことは人生において推奨されるのだと思います。
以上です。
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