「才能の正体」を読んだ感想【~人間取り組めば伸びていく~】
どうも。takaです。今回の記事では、「ビリギャル」の著者である坪田信貴氏の「才能の正体」について話していきます。
やれば伸びる
「やればできる」という言葉があります。この言葉は、実はまやかしで、この言葉を発していると難しいと判断したら途端にやる気が無くなってしまいます。例として、東大に入ろうと決心して東大の過去問を見てみると、あまりの内容の難しさについていけず、自分が出来そうにないと判断して「勉強が出来る人と違って自分には才能が無い」と決めつけて取り組まなくなる。これは初めからゴールを見ているからです。
諦めないように考えるには、「やれば伸びる」という言葉を使うのです。
成功=伸びたとは限らない
多くの人間が「受験に合格した」、「仕事が上手くいった」等、自分が伸びたとすごく感じるのは成功した時です。
しかし、失敗したとしても、実際伸びているのです。例えば学校のテストで赤点を取ったとしても、点数が前回より上がっている時です。
出来るようになる人は、結果よりもプロセスを意識します。そう考えていると、「次はどのようにすれば良いか」を自然に考えるようになり、自分で限界を作りません。
結果だけを求める人は、上記で書いたようにすぐに結果が出ないと諦めてしまいがち。なので諦めないで能力を伸ばすためには結果は求めないことが大事なのです。
才能がある人
何の話かは忘れたのですが、「ドラえもん」でドラえもんがどの道を選んでも障害だらけで嫌がるのび太に対してチャンピオンボクサーの話を出し、「道一本選んだからチャンピオンになれた訳じゃない!!ボクサーへの道を、それこそ血のにじむようなトレーニングで切り開いていったんだ!!」と言って諭すシーンが印象に残っています。
周りの人は成功した人を見て才能があったから出来ると思いがちですが、その裏には壮絶な努力があったから成功できたのです。野球だと遠くに飛ばす技術や速い球を投げるのは天性という見方がありますが、全ての選手がそれを出来る訳ではありません。その場合もホームランが打てないのであれば守備、つなぎを極める。早い球が投げられないのであればコントロールを極める。己を知り、多くの可能性を考えて取り組んだ結果第一線で活躍出来るのです。
才能がある人は、そういったことが出来る人なのです。
この本は現状伸び悩んでいる人や、才能を見つけ、開花させたいと思っている人にお勧めです。
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