【書評】ラノベ部
どうも。takaです。今回の記事では、MF文庫の「ラノベ部」について話していきます。
ストーリー
軽小説部、通称「ラノベ部」に偶然ながらも入部することになった女子高生、物部文香が、個性的な部員と関わっていく中で本に触れていくという話です。
本に興味を持ち始めた頃を思い出す
文香は国語が苦手で読書習慣が無かったのですが、入部してからライトノベルを読み始め、そこから本を読むことの楽しさに目覚めて本を読むことが好きになっていきます。
そして自ら本屋に行って本を買いに行くシーンがあるのですが、社会人になる前の自分を思い出します。昔はそれほどお金を持っていなかったので、どれを買おうか、今よりかなり悩みました。
読書の本質は娯楽
大人になると、知らなければいけないことが色々増えたり、一流のビジネスマンにあやかって本を読まなければいけないといったことを考える人はいると思います。
しかし、そういう気持ちになってビジネス書や自己啓発本を読んで知識を学んだところで時間の無駄でしかなく、本に書いてある内容を実行して初めて意味のあるものになります。しかも一流の真似なんていきなり出来る訳がありません。
結論、本を読むことはゲーム等の他の趣味と同じように好きかそうでないかで決めることだと思います。他にも節約やっているけどもっといい節約方法が知りたい等、今やっていることをより深く掘り下げていきたい時にもいいでしょう。
もし本を読んで大幅にレベルアップ出来ると思っているのであれば、それは全くの勘違いですのでその考えは捨てましょう。
この本は、読書を習慣にしたいと考えている人、義務感に感じている人が読むと良いと思います。大分軽い気持ちになりますよ。