血液型は人の性格と関係するのか?
どうも。takaです。今回の記事では、ビジネス社の「本当はスゴイ!血液型 統計から新事実がみえてきた」について書いていきます。
本の内容
血液型占いを信じている人にとって、A型は真面目、繊細。B型はわがまま。O型は大雑把。AB型は天才型で、ある時はA、ある時はBといった気分屋な所があると思っているかもしれません。この本では、プロ野球選手やサッカー選手、漫画家等の血液型、離婚率を例に出して、血液型と性格は関係しているものなのかが書かれています。
血液型によって病気にかかるリスクは科学的に証明されている
血液型によって性格や得意なものがあるということに関しては、信じる人もいる反面、信じない人もいます。きっかけとしては、血液型性格診断は占い的に決めていて、科学的根拠に欠けているためです。「プロ野球で名球会に入っている人の血液型はB型かO型が多いのでそれ以外の血液型の人は名球会に入れない」といった結論を出してしまうことも見受けられるからです。
しかし、病気に関しては、科学的に証明されています。
最も有名な例としては、すい臓がんはA型の人はO型に比べて1.32倍、B型は1.72倍です。
他にも、心臓病はO型と比べるとA型が1.08倍、B型が1.11倍、AB型が1.2倍。糖尿病がO型と比べるとA型が1.1倍、B型が1.21倍、AB型が1.17倍。そして、認知症にかかる確率が一番高い血液型はAB型といった研究データも存在しています。
性格、能力は関係無いかもしれませんが、体質に関しては関係あるのかもしれません。
1番優れている血液型は存在しない
最後に、血液型の中でどれが一番優れているのかと気になると思いますが、答えとしては、最も優れた血液型は存在しません。
どの血液型にも長所、短所が存在しているので、A型だから自分は平凡な人間だとか、自分の憧れの人と血液型が違うからといって嘆く必要もありません。そもそも、何をもって優秀な人間と見なされるか分からないので考えても解決しません。
なので、血液型で優劣を決めず、それぞれ違った人と共存することが人類の繁栄につながっていくのだと筆者は述べています。
自分の血液型に誇りを持って生きる。これが良いのだと思います。
この本は、血液型について興味がある人にお勧めです。
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