山村修氏の「遅読のすすめ」を読んだ感想
こんにちは。takaです。今日から令和ですね。年号が変わる頃、警察が規制するほどの勢いだったそうですね。雨だから外に出る気も無かったから関係無かったですけど。年号が変わる瞬間は見ました。
令和になってもネタが見つかったら更新していくという比較的自由な流れを続けていきたいと思っています。
本の内容
最近流行っていて、有名な速読に対し、その反対に当たる存在である遅読について書かれています。
遅読とは
遅読は、本を始めから終わりまで一文一文ゆっくり読んでいく読み方です。食事の摂り方に例えると、一口一口ゆっくり味わってよく噛む食べ方ですね。
当然のごとく、遅読は1冊読み終わるのに時間がかかります。通勤時間中に読むとなると、1週間で大体1冊読み終えるような計算です。
速読の背景
速読は、大まかに言えば、本を読むにしても、全文は読まず、パラグラフごとにどのような内容が書かれているのかを把握し、重要な点に目を通すような読み方です。食べることに例えると早食いですね。アニメのシーンでキャラクターが学校に遅れるからと言って朝食を急いで食べるシーンを思い浮かべると分かりやすいです。
速読の背景としては、「ビジネスで成功を収めるために本を読む」「情報が多い」「世の中が変わる速度が速い」といった所ですね。本を早く読んで早く吸収していくということが求められていると思っているのだと感じます。
大きい本屋に行くと、数えきれない程の本があります。これを一冊一冊じっくり読むとすると、雑誌なども含めて一日では到底無理です。やったことが無いからどのくらいかかるかは憶測ですが、年単位でしょうかね?
だから、私も本の数が多い分良いと思った本をいくつか購入してどんどん読んでいくということが必要なのだと感じていました。
他人の読書量を意識しない方が良い
しかし、他人がどのくらい本を読んでいるかということは、聞いても合わないと感じることが少なくありません。例えば、有名なビジネスマンが本を年間一万冊読んでいると言っても、普段からあまり本を読んでいなかったり、その人とは違う読み方をしていたりしていて、それを真似しようとすると、詰め込み過ぎで多分苦しくなると思います。
読書量はどのくらいが多いと感じるのはは人それぞれなので、多く読むのであれば自分が多いと感じて、かつ苦しくないような量を決めて読み進めるのが良いです。
それに、多く読むとなると、お金もスペースもかかりますから。
元々本を読む時間なんてそんなに無い
仕事をしているのであれば、本を読んでいる時間はそんなにありません。平日は日中は仕事で、昼休みも昼食を摂ると眠くなるし、家に帰っても夕食を食べ、入浴するで大体寝る時間になります。
休日も、片付け、買い物、運動等、読書以外にやることがあったりで全てを読書に使えません。それなら人生で成功したいから本を読まなければいけないという義務感は捨てて気が向いた時に読めば良いやと思った方が良いのかもしれません。
自分の気に入った本をじっくり読むのも幸せの一つなので。特に、小説は速読するものではなく、物語の中に入り込むものですし。周りに流されず、マイペースが一番疲れなくて良いです。
今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。