のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

成り行きで成立したカップル

 こんばんは。takaです。明日から月曜日。いつも日曜日の夜になると「あれをやっておけば良かったかな?」と後悔することが多いです。こんな時、「ドラえもん」の「長い長いお正月」に出て来た自分の周りが遅く感じるようになる道具が欲しいです。

 

 今回は、マイクロマガジン☆コミックスのラブコメ作品、「SSカップルは背伸びをしてみたい~進藤くんとさくらちゃんの恋模様~」についてです。


SSカップルは背伸びをしてみたい ~進藤くんとさくらちゃんの恋模様~ (マイクロマガジン☆コミックス)

 

 

ストーリー

 進藤卓君と鈴木さくらさんの二人は、体育祭の打ち上げの際、クラスの人達から「(身長が)お似合いだから付き合ったらいいんじゃないか」というような言葉を言われ、さくらさんの方は進藤君の名前も知らない状態でしたが、それがきっかけでこの二人は付き合うようになります。

 

本物のカップルのように

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 「私と付き合ってください!!」と告白した訳でもなく、これまで話したこともないにも関わらず周りに流されて(しかもクラスの人達はけしかけたことを忘れている)成り行き上、付き合うようになった二人。最初はぎこちない感じな所もあったのですが、進んでいくうちに本物のカップルみたいに思えてきます。進藤君はぶっきらぼうで口が悪いですが、ツンデレな対応でさくらさんを送ったり、髪を結んだりしますし、さくらさんは進藤君のデリカシーの無い言葉で怒って喧嘩になったり、時折嬉しそうな顔をする進藤君を見て微笑んだり、時に外野に冷やかされながらもはたから見て良いムードのカップルだなと思いました。ちなみに進藤君、電車好きみたいですね。気が合いそう。

 

周りに流されて付き合うのも良いかもしれない。むしろ良いことにつながるかも。

 この二人は、周りからけしかけられたことによって付き合うようになりました。それにより、二人はお互い付き合う前は分からなかったことを知るようになります。こういう流れの交際は積極的にした方が良いのではないかと思いました。同じクラスになっても、大体仲の良いグループで固まるから一度も話さず、何も知らないまま終わることだってありますし、別に合わなかったら別れればいい話ですし、人間、付き合わないと分からない部分もあるのでもしかしたら良い側面を知って好きになることだってあり得るし、何より、全く会話をしたことが無く、相手のことをあまり知らない状態で「アイツはキモくて無理」という判断は非常にもったいないと思います。告白されたらすぐ断るじゃなくて試しに付き合ってみて、それで良いかどうか決めれば良いのにな。

 流されて付き合うのは得られることがあって、変化の無い自分の人間関係に革命を起こし、良い経験になるんじゃないかと思います。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。