【漫画】クレヨンしんちゃん24巻|せまし初登場
最近になってようやく、と言って良いのか、アニメに登場した野原ひろしの兄、野原せまし。原作の初登場は24巻です。
ネタバレが少々ありますのでご了承下さい。
話の内容
銀之助じいちゃんは野原家に遊びに来ているものの、長く居座り続け、帰るそぶりを見せない中、ひろしの兄が迎えに来ます。
兄の名前は「せまし」といい、独身で親の農家を継いでいます。性格は名前の通り心が狭く、ドケチで、野原家に来た交通手段も新幹線ではなく、ヒッチハイクでした。アニメと違って無表情で、しんのすけのボケにも無表情でツッコミ。
銀の介じいちゃんと全然違うので本当に銀の介じいちゃんの子供なのか?って思いました。
ただ、しんのすけに誰なのか問われると、「お前の本当のお父さんだよ」と冗談を言ってしんのすけを抱きしめたり(玄関前で言ったのでみさえに注意された)、みさえに家にあがってお茶でもどうかと言われると、「じゃ1泊だけね」と言って泊まったり、母から持たされたお土産のまんじゅうを野原家に来る道中で全部食べてしまうなど、お茶目な面もあります。
夜、会社から帰って来たひろしと久しぶりの再会を果たし、夕食時に昔話に花を咲かせました。
しかし翌日酒の飲み過ぎで二日酔いになり、結局もう1泊して帰りました(二人からはうんざりされた)。
感想
無表情でとっつきにくく、ケチな部分があるから子供だけでなく、大人からも避けられそうな印象ばかりのせましですが、酔った時は楽しそうにひろしの子供の頃の話をしんのすけ達に聞かせている所から、人間味がある人物であると伺えます。
みさえと比べてひろしの兄弟絡みの描写が少ないのが残念なのですが(アニメのせい)、ひろしは身内と絡んでいると田舎出身の雰囲気が出てくるのでせましは良い味醸し出していると思いました。