【書評】数学女子
こんばんは。takaです。今回はバンブー・コミックスの作品、「数学女子」についての感想を述べていきたいと思います。
作品の内容
この「数学女子」は数学科女子大生のキャンパスライフを描いた漫画なのですが、四コマのタイトルや日常的な内容に数学用語が入っていたり、 他にも、インドは数学の国だとか、男性と女性の脳の違いや性格について等、数学、理系要素が出てくるのが特徴です。
ここで4つの数字と四則演算で10にするmake10というのを知って、やってみました。 なかなか出来ない数字の組み合わせがあって1時間位悩みました。
数学の魅力
数学のことはほとんど分からないのですが、読んでいると何かすごいことやってるぞオーラがあります。
数学があるから科学技術は進歩していったのと、数学が出来る人=天才というイメージがあったので数学は体育の他に好きな教科の1つでした。
高校時代、数Aと数Bと数Ⅲは授業で無かったので独学でやってみましたが、数Ⅲは複素数以外全く分かりませんでした。数学って難しいと実感しました。
この漫画を読んで数学のことが知りたくなって数学書も読むようになりました。
大学数学の本も見てみて内容が全く頭に入って来なかったのでこの人達、自分と人種違うのかな?と思うくらいでした。
全体的な感想
ただ、勉強時間を確保して高校数学の勉強をしようかなと思うほどこの漫画は数学に対する憧れが強くなるようにしているなと読んでいて思いました。
この漫画は数学が好きな人はもちろん、数学なんて何の役に立つんだと思っている人も読んだら考えが変わるかもしれませんし、学校のテストで数学の成績が低くて苦手意識を持っている人も数学が出来るようになりたいと思わせてくれます。
そして、基本的には数学をネタにした笑い要素が多いのですが、進路を決める局面ではそれぞれのキャラクターの進路について真剣に考え、中には大学には研究者があふれている状態なので研究者として大学に在籍出来ないといった厳しい状況であるにも関わらず、研究者を目指したいと真剣に取り組んでいる様子が描かれているので、笑いとシリアスのバランスが取れていて良い漫画でした。
最後に、数学は論理力を身に付けるのにも適していますし、前述の通り、数学のお陰で文化が発達していったので、決して役に立たないものではないです。