のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

【書評】SMAPはなぜ解散したのか

 どうも。takaです。今回は「SMAPはなぜ解散したのか(SB新書)」についての感想を書いていきたいと思います。

 


SMAPはなぜ解散したのか (SB新書)

 

 この本を本屋で見つけて読んだことで、自分がSMAPに興味を持ち始めた頃がよみがえってきました。

 

すごいスターのオーラ

 自分が興味を持ったきっかけは、中学二年生の頃、いつも年末に放送されるミュージックステーションのスーパーライブです。「Triangle」「BANG!BANG!バカンス」を披露していたのですが、その時にこのグループからはスーパースターの雰囲気が出ていて、虜になったかのように意識し始め、「SMAP×SMAP」を観始めたり、「Triangle」のCDを購入して聴きながら歌って自分もアイドルになった気分に浸ろうとするなど、行動が変わりましたね。そしてついにジャニーズ事務所に履歴書まで送ることもやりました。結果はダメで、周りからは結構嫌なことを言われましたが、今思うと何もしないよりはマシだったと思ってるので後悔していないです。

アイドルだけど、俳優、お笑いとマルチに活躍

 自分は当時まだ生まれたばかりでその時の記憶は全然無いのですが、「夢がMORIMORI」に出演して体を張ったコントをやったことで、当時はアイドルとしては珍しい、お笑い要素が加わってそれに伴ってCDの売り上げも上がり、人気アイドルに成長していきました。アイドルがお笑いをやるというのは人気の要素が広まって良いと思います。「SMAP×SMAP」でもコントをやっていて、好きでした。

 他のお笑い芸人のネタをパクる「成り上がり芸人ドス恋パイナポー」とキムタク扮する「マジシャンゼロ」が特に面白くかったです。

キムタクの影響力

 SMAPに興味を持ったことでSMAPのことを調べたのですが、デビュー当時は音楽番組が無くなっていったこと、かつデビューシングルがジャニーズで初めて1位でなかったことで叩かれる等、苦しい状況みたいでした。

 1位はCHAGE&ASKAの「SAY YES」なのですが、「SAY YES」なら1位が取れなくても仕方が無いということにはならないんですね。

 そして事務所に呼ばれて「お前らはなぜ売れないんだ」と言われたと中居さんがテレビで言っていました。私はSMAPのデビューした日より約3カ月遅く生まれて、存在を知ったのはすでに国民的アイドルになっていた時だったので全然信じられないですね。

 しかし、1993年の月9で「あすなろ白書」というドラマでキムタクが出演したことでキムタクの人気が上がり、それに伴ってCDも1位を取ることが出来るようになり、売れるようになっていきます。「Hey Hey おおきに毎度あり」で初めて1位を取りましたけど売り上げ枚数は「$10」から30万台と跳ね上がっています。

 そして「ロングバケーション」でキムタクの人気は絶大なものになっていきました。私は当時5歳くらいでテレビを観たとしても意味が全然分かっていませんでしたけど。だからSMAPの人気はキムタクの影響力が大きかったのかなあと思います。

新しい道

 SMAPが解散し、それに伴って稲垣さん、草彅さん、香取さんはジャニーズ事務所を退所し、それまではやらなかったSNSを開設するなど、新しい道を歩み始めました。

 特に草彅さんは電車通勤が楽しいらしく、新しい刺激になっていると言っていました。

 SMAPが解散したことが受け入れられないという人もいますが、これまで色々規制などがかかって出来なかったことに取り組んでいる姿も見ることが出来ているので、それはそれでアリなんじゃないかなと個人的には思います。