相手に伝わる!仕事の話し方大全|ビジネスマナーの勉強に
学校を卒業して社会人になると求められるビジネスマナー。
このビジネスマナーが難しい。
学生時代は部活をやっている人であれば先輩に対して敬語を使うので敬語に対しては抵抗は無いかもしれませんし、顔馴染の関係ばかりなのでそこまで複雑ではありません。
しかし、社会人になるとお客様や取引先といった初対面の人達に対して、即座に適応出来るようにならないといけない。
もし不快な思いをさせてクレーム、取引停止なんてことが起こったら会社の信用にも関わるし、社内の評判も悪くなります。
私は電話応対と案内のみですが、怖いと言われたり、話が通じないと言われる等、ビジネスマナー全般がとにかく苦手。
せめて最低限は出来るようにならないといけないと危機感を持ち、買ってみたのがこの「相手に伝わる!仕事の話し方大全」
今回はこちらの感想についてです。
相手に伝わる!仕事の話し方大全の特徴
【1】テーマに応じた言い方が書かれている
挨拶を始め、謝罪や質問、断り方等、主に会社の先輩、上司に対して質問する時にはどのような言葉を使えば不快感を与えないかが書かれているので、社内の振る舞い方の参考になります。
特に入社したばかりだと当然分からなくて当たり前だから質問しないと仕事になりません。
しかし、先輩方も自分のタスクを持っているので決して暇ではありません。なので質問する時は質問をする前に手を止めてしまうことにお詫びを入れることで不快にさせないようにすることが大事です。
教えてもらう立場なので自分が下手に出る必要があるのですが、ある程度職場に馴染んで会話もするようになってくると気が緩んでしまい、気付かない間に敬意が無いと思われるなんてことになります。
なので、仕事の時間は友達感覚は捨てる。捨てられないなら職場は仕事をする所と割り切って最初から友達になろうとしないと決めて振舞いましょう。
【2】状況に応じた言い方が書かれている
お客様の来客、電話対応に対しての振る舞いに対するマニュアルも書かれています。
事務の仕事をやっていると、電話対応、来客対応も仕事に入ってきます。
電話対応は会社の顔という立場なのでもし不快にさせたらどうしようとプレッシャーがかかります。
だからといって電話に出ないと「電話対応は新人の仕事なんだから出る!!」と先輩から言われます。なので避けて通ることは難しい。
また、電話の中には営業の電話もあり、これに関しましては取り次ぎしないことが前提となっています。それ故にうんざりしてしまうかもしれません。私はそれが声に出てしまいます。
しかし、絶対取引が無いとは言い切れないのでお断りするにしても丁寧にお断りをしなければいけません。
電話対応に感情を持って接してはいけない。と思いました。
【感想】とにかく丁寧、とにかく実践
「電話応対はとにかく苦手、だから代わりにやってくれ!!」
と思ったことは数知れず。
けれども仕事だから出ないといけない……
そんな悩みを今も抱えています。
自分の電話対応が悪い影響でお客様や取引先から苦情が来ているとの旨を他の社員からメールで知らされました。しかも、そのメールは私だけでなく、他に電話対応している人達にも送っていました。もう吊し上げ。
それからは真面目な声と、丁寧さ、落ち着いて話すこと。もう感情を持たない機械となって対応するよう心掛けるようにしています(感情剝き出しにすると碌な目に遭わないので)。
丁寧さが伝わればそれで失敗しても相手方には悪意が無いと思われるため、ダメージは少なくなること、そして落ち着いて話さないからこそ丁寧さを忘れてしまうといったことにつながります。
コミュニケーションが苦手な私にとって電話対応は非常に高いハードルですが、言われたことは受け入れ、無難にこなせるレベルにはなる必要があると思うので努力してそこまで持っていきたいと思います。
とにかく丁寧な言葉遣いを意識し、それを実践していくこと。「言葉は習ったら使え!!」です。
吊し上げされたことは根に持つし、その人とはもう関わらないと決めましたけど。
今回のお話は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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