【著書】発達障害のピアニストからの手紙|周りと同じになれない辛さ
発達障害というのは、簡単に言うと生まれつき脳の機能に偏りがあります。
そのため、振る舞い等が独特で、変な目で見られるために周りから浮いた存在になってしまいます。
発達障害といっても一人一人特徴が違うのですが、大体は他人と上手くコミュニケーションを取ることが出来ず、人間関係で苦労することになります。
学生時代は友達作りが上手くできないどころか、変に見られるためいじめの対象になります。
社会人になると職場で仕事とコミュニケーションが上手くいかずに嫌われて転職を繰り返す。
発達障害の人にとって、生きていくことはハードです。
そんな障害を抱えたピアニスト、野田あすかさんの人生をまとめた本がこの「発達障害のピアニストからの手紙」
発達障害者の特徴
発達障害の傾向がある人に対し、「社会人なんだから電話対応は出来て当たり前」等といった常識は通用しません。
発達障害の人は他の人に比べて能力の凹凸が激しく、定型発達の方が苦手だと発言することとはレベルが違うのです。
彼らは本当に出来ないのです。実際様子を見たら一目瞭然だと思います。
苦手だと感じた部分に対しては最低限出来るよう指導し、得意な部分を伸ばすことが発達障害者にとってプラスになります。
決して平均点を求めたり、出来ることよりも出来ない部分を責めることはしてはいけません。
生きづらくても……
あすかさんは、自分と同じ障害を抱えた人に対して、発達障害を言い訳にするなと厳しくしていると語っています。
私もこれまでコミュニケーションが上手く取れなかったりで周りから発達障害なのではないかと言われることがあり、出来ないことは仕方がないと諦めていました。
しかし、自分がなんとかしようとする姿勢を見せなければ周りから冷たい目で見られるのは当たり前だと気付きました。
なので苦手なことでも積極的に取り組む姿勢を周りに見せるようにしました。
確かに生きることは難しい。けれども出来る限り頑張って生きていこうと思いました。
発達障害を抱えている人、周りにそういった人がいて困っている人にぜひ読んでほしいです。
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