のんびり読書記録

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【書評】リアルアカウント 暴かれる人間の本性と自分の素行

 どうも。takaです。今回の記事では、漫画「リアルアカウント」についての感想を書いていきます。全て読んだ訳ではないのですが、読んだ所を見て思ったことを書きます。

あらすじ

出典:リアルアカウント 渡辺静(週刊少年マガジン)

 

 国内最大の規模を誇る国民的SNS「リアルアカウント」の世界に吸い込まれたユーザーが、「ゲームに負けたら即死亡」という理不尽なルールのゲームに強制参加することになり、ゲームに勝って現実世界に戻るために奮闘する物語です。

感想

【1】友達は広く浅いより狭くても深い方が大事

出典:リアルアカウント 渡辺静(週刊少年マガジン)

 

 出てきたゲームで、「リアルフォロワー診断」というゲームがありました。ゲームの参加者が死ぬとフォロワーの人も全員死ぬ。

 しかし、「制限時間内であれば自由にフォロー解除することが出来る」というルールが採用されます。

 フォロワーがいっぱいいる参加者の一人は、「自分はフォロワーがいっぱいいるから大丈夫だろう」と思っていました。しかし、ルールが採用された途端フォロワー数が一気に減り、0になって死んでしまいました。

 その後も「あなたのために自分の命はかけられない」等と言われて見捨てられ、死んでいく人が続出。

 このシーンから、参加者は「上辺だけの付き合いに価値は無い。自分は人間関係を全く作れていなかった」という現実を思い知ります。幼稚園に通っていた頃「友達100人できるかな」という歌を歌った人はいると思いますが、あれはとんでもないですね。

 なので、数は少ないけど、中身は濃い人間関係を作るのが良いのです。

【2】人にやさしく

 そしてもう一つ伝えていることは、 自分の周りの人間を大事にしないと後でそのツケが自分に跳ね返ってくるということ。人間、1人では生きていけない。なので、必然的に他人の助けを借りなければいけない。だから他人に対して不快な態度を取ってはいけない。

 

 他人は薄情だと感じる描写もありますが、切られてしまうのは他人だけに非があるわけではない。自分にも非があるということ。

 

 自分に接してくれる人は大事にしましょう。

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