のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

【書評】ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん

 どうも。takaです。今回はこちらの漫画、「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」についての感想です。

 

 

内容

 私は小学生の頃コロコロコミックを毎月読んでいました。この作品は、巨人とヤンキースで活躍した松井秀喜さんがモデルである人物、「マツイ」を主人公としたプロ野球界を舞台にしたギャグ漫画です。

 ギャグ漫画である故に野球についてはほとんど描かれず、宇宙人との交流など話がぶっ飛んでいて、オフシーズンに至っては野球と全く関係無いことをやることもあります。

感想

【1】何でもありのギャグ

 基本的にこの作品の登場人物は実在するプロ野球選手がモデルになっています。名前が片仮名になっているだけなのが大半で、名前も同じです。

 最初に読んだ話は今でも覚えていて、2001年の月刊コロコロコミック3月号に収録されていた話です。この話ではイチローさんがモデルのいちろうがクローンマシーンを開発し、9人のいちろうがいるいちろうズVS読売ジャイアンツがモデルの東京カイアンツの対戦でした。試合展開は5回を終わって51対0といういちろうズの大量リード。そんな中、カイアンツもクローンマシーンを使ってマツイを9人に増やすという展開でした。

【2】プロ野球に興味が持てる

 そこから面白いと思い始め、次号も読み、そうしているうちにプロ野球に興味を持っていって、その流れで巨人の選手の名前もこの漫画の影響で大体知ることが出来ました。

 この作品は主にマツイの怪物っぷり、桑田真澄さんがモデルのクワタがよく悪だくみして金儲けをしようと画策すること、野村克也さんがモデルのノムラもよくカイアンツの邪魔をするなど卑怯でセコイことばかりしていることから現実でも同じような感じの人なのかと考えてしまいました。実際の松井さんは非常に礼儀正しい人なのに。

 連載初期~中期の話に関してもコミックスも買って読みました。まだ落合博満さんが巨人に在籍していた頃の話も見て、落合さんの存在を知ることが出来ました。それが落合さんに興味を持ったきっかけです。この漫画に興味を持っていなければ、落合さんのことを知ることはなかったかもしれないし、それ以前にプロ野球自体に興味を持つことが無かったかもしれません。

 この漫画は自分が野球に興味を持たせてくれた。そして自分がすごいと思った人達を知ることになったので自分の人生を変えた作品と言っても過言ではないと思っています。この作品を描いてくれた作者には感謝しています。