【漫画】あい・ターン|理想を求めて田舎にやって来た青年の苦労(1巻感想)
コロナウイルスの影響でリモートワークが広まって家の中でも仕事が出来るようになり、そんな中で都会から離れて地方に移住するIターンも増えました。
「色々なものが揃っていて便利な都会を離れるなんてどうかしているんじゃないか?」
地方に住んでいて東京に憧れている人ならそう思っているかもしれません。
しかし、東京に憧れている人もいれば東京にうんざりしたり、自然がいっぱい溢れている地方に憧れている人もいるのも事実。
そんな東京から田舎に移り住んだ日常を描いているのがここで紹介する『あい・ターン』
田舎の自然が素敵でそこで暮らしたい。そんな夢とロマンを抱えて移住した主人公・港明の姿を見ていると、大変な所はあれど、移住をしたいという気持ちが芽生える作品となっています。
あい・ターンの魅力的な所
【1】東京に住んでいると苦労するだろう部分がリアル
1巻では最初だからか、都会からやってきて生活の違いに苦労する明の様子が多く描かれています。
東京では電車もバスも運行本数が多いので車が無くてもそれほど生活に困りません。
しかし、地方では電車は1時間に1本、それ以上待たなければいけない所もある等、車が無ければ移動に困ってしまいます。明は、慣れない山道を車で通勤することになり(しかもペーパードライバー)、命がけ。バスを使えば良いものの、変なプライドが邪魔をしてそれをしないという面倒臭さ。
気候も東京とは違い、夏は涼しくて過ごしやすい。しかし裏を返せば冬はとても寒いということ。冬対策を十分にしていなかったり、雪が降った時のことを想定していなかったり等、経験が少ないが故の準備不足が目立ちました。
そんな所が共感部分であるかもしれませんが。
【2】周りとの距離
明はよくお隣に住んでいる山辺家のお世話になっています。
東京では隣に住んでいても顔を知っている程度で付き合いは無い所が多いので移住先の人達の距離感が分かっていません。
それでも持ち前の前向きさや人当たりの良さで馴染んでいくので、馴染めば田舎は良い所なんだと感じさせてくれます。
【3】やっぱり景色は綺麗
東京と違ってビルが無く、見渡す限り山。山の花火。そんな風景が描かれているので田舎はやっぱりこういう所が素敵だと思います。
私自身も静かな風景を見ると心が落ち着くので、山がある所に住みたいという思いがますます強くなっていきました。
【感想】移住は人生の視野がうんと広まる
車通勤にしても人付き合いにしても、移住はこれまで経験しなかったものにチャレンジ出来るし、仮に戻りたいと思って東京に戻っても移住する前とは一味違った魅力を手に入れていると思います。
だから移住をしたいと思ったらぜひ行動に移してみると良いです。
まずはお話を聞くだけでもしてみましょう。
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