のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

知識・教養を身に付けるための具体的な方法が書かれている書籍

 どうも。takaです。です。今回の記事では、池上彰氏と佐藤優氏の著書「僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍から『知識と教養』を身につける70の極意」について書いていきます。


僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

本の内容

 ジャーナリストの池上彰氏と、元外交官の作家、佐藤優氏が、知識と教養を身につけるための情報ツールの使い方、特徴等を踏まえて、対談形式で書かれています。

 

新聞は「飛ばし読み」をする。全部読もうとしない

 私は情報を集める時、新聞を読んだ方が良いのかと思い、新聞を購入して読んだことがあるのですが、どう読めば良いのか分からず、とりあえず全部じっくり見れば良いのかと思っていたら、かなり時間がかかりました。この読み方はさすがに良くないと思って、新聞で情報を仕入れるのを止めました。

 この本では、記事ごとに読み方を選ぶという手法が書かれていて、新聞を読む時間を短縮させることが出来ます。なので、新聞を読みたいけどどう読めば良いか分からない人にはお勧めです。

インターネットニュースは情報が偏りやすい

 この本には二人の仕事場の様子もあるのですが、二人の情報収集する手段は主に書籍で、アナログが主流です。パソコンにも最低限の機能しか入れていなかったり、ネットサーフィンをしないように対策を施す等、多くの人がパソコンを開いたら陥りがちなことを避けています。

 例えば、ヤフーのトップページのニューストピックはスポーツ、経済と色々な分野に分かれていますが、人気のあるページがトップに映るようになっているのでインターネットの仕入れる情報が自分の興味のあるものにしか行かなかったりするなど、偏ってしまいます。大体のユーザーは、インターネットを開いてバラバラになっているニュースを細かく調べようなんていうことはしないです。インターネットを開く時は、分からないことを検索するとか可愛い女性モデル、格好良いイケメン男子の画像を見るとかにしか使わないです。

 また、ネットの記事にはチェックが厳しくないため、信憑性に欠ける情報も多く、良質な情報を集める時には向いていません。

SNSはアウトプットに使う

 ネットサーフィン等は時間を奪われがちなので、あまり使うのは好ましくないのですが、SNSは自分の意見、考えを多くの人に伝えることが出来るので、その点はお勧めです。知識を自分のものにするには、頭に入れた後話す等してアウトプットする必要が出てくるため、友達がいない場合、話すことが出来ません。いたとしても、漫画やゲームの話等、娯楽系になりがち。

 そこで、本の感想などを書いてSNSに投稿すると、アウトプットが出来ます。そこで他のユーザーが反応して色々な意見が出てくると独り善がりになることが減ってさらに良いです。

まずはじっくり基礎を固める

 二人は本を読んで多くの情報を仕入れていますが、二人に共通していることは、情報に関する土台が出来上がっているという点です。いくら多くの新聞、書籍、ニュースを見たとしても、根本的な所が分からないと理解出来ないし、読解力が無いと間違った解釈をしてしまったりしますので、知識がなかなか積みあがっていきません。土台が無いと情報止まりで知識、教養には結びついていきません。

 そして、基礎を身に身に付けるには、教科書や入門書といった書籍を読むことが必要です。学校の勉強は自分の読解力だったり、基礎知識を身に付けて大人になって社会に出た時、多くの情報を自分の頭で考え、それらを知識・教養に結び付けることが出来るようにするためです。もし学生時代勉強していなかったことを後悔していたとしたら、高校の勉強等をやると良いと思います。

 

 この本は、知識の深め方、考え方について高めていきたい人にお勧めです。

 


僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

 

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