のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

分かりやすくなる!!世界の名著


読破できない難解な本がわかる本

本の内容

 河合塾等、大手予備校で日本史、倫理、現代社会等の講師を務めている富増彰成氏が、世界の名著60冊について、読んでも分からない人に向けて、イラスト等も踏まえて内容を分かりやすく伝えています。

古典は一流と呼ばれている人々に親しまれている

 例として、ジャーナリストの池上彰氏や、小説家の村上春樹氏や、脳科学者の茂木健一郎氏等は、古典を読んでいました。茂木健一郎氏は著書で夏目漱石の「枕草子」「坊ちゃん」「吾輩は猫である」等を好んで読んでいたそうです。元プロ野球選手の野村克也氏も引退後は古典を読み漁ったそうです。松井秀喜氏は、宮本武蔵の「五輪書」が愛読物だそうです。

 大抵、時が過ぎてしまえば、人も物も世間から存在を忘れられてしまいますが、名作と呼ばれた古典は、何百年経った今でも埋もれることなく本屋に並んでいます。

 これは、何百年経った今の時代でも、その時代の考え、倫理観を大事にする必要がある内容が書かれているためです。

 

古典は理解するのが難しい

 私もそのことを知って早速本屋で古典を買って読んでみたのですが、字が読みづらい上に進まず、その上内容が頭に入って来ませんでした。古文も高校時代全然分からなかったので何が書かれているのか分からず。

 もちろん、どのようなことを伝えようとしているか等全く分かりません。

 しかし、古典を理解出来るのと出来ないのでは、今後の人生に大きく関わるのではないかと思い、何とか理解出来るようにならないか考えていました。

文末を見て、メモを取ることがお勧め

 

 そんな状況の中でこの本を本屋で見かけて購入し、読んでみました。

 すると、各作品が伝えようとしている内容が分かりやすく、その時代の背景も書かれているので、理解の助けになりました。

 各作品の説明の最後には「人生で役に立つこと」としてどのように考え、行動することが自分の人生にプラスになるのか書かれているので、この部分だけでもメモを取ると良いと思います。

 他にも、自分の知らない作品等も新しく見つけて、そして興味を持つことも出来たので読んで良かったです。これを読めば作品を読む前に予習出来ます。

 この本は古典を読んでみたいけど、どれが良いか迷っている人にもお勧めです。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。