「ブレンド・S」は接客のバリエーションでリピーターを狙うカフェ
どうも。takaです。今回は、「ブレンド・S」についてです。
男性が出ていることが素晴らしい
きららの作品で最初に読んだのが人気があるからということで5年半くらい前に買って読んだ「けいおん」なのですが、その時に思った感想が、「女性同士のイチャイチャばかりで、しかも男性キャラがモブすら一切出てこないために話に膨らみが無い(男性教師も出てはいるものの、ほんのちょっとだけしか出てこないので)」でした。他にも「NEW GAME!!」など、他の作品も読んだのですが、出てくるのは女性キャラばかりで、出てきたとしても顔に頭巾などを被っていて顔が見えないようになっていたり、顔の部分が見えなかったりするのでそんなに男性出したくないのか?と正直嫌になりました。「きららの作品に男性キャラはいらない」なんて言う声もなぜそう思うのかが不思議でした。男性がいてこそ女性の魅力はさらに引き立つと思っているのですが。
タイトルがコーヒーみたいで美味しそうだったのでこの作品を購入して読んでみたのですが、「きららだけど男性キャラが当たり前のように出ている。そして男女恋愛が描かれている。素晴らしい作品だ!!」と思いました。
ストーリー
ストーリーは、和風な家庭で育った高校生・桜ノ宮苺香が、イタリア人男性ディーノに一目惚れされ、彼が経営する喫茶店「スティーレ」でアルバイトをすることになります。スティーレでは色々なキャラ属性を演じて接客をするというスタイルで、その中で彼女は相手に身体的、あるいは精神的に苦痛を与えて性的快感を得ることを好む「ドSキャラ」で接客をします。
その他にも、ツンデレキャラや妹キャラ、アイドルキャラもあります。
メイド喫茶を思い浮かべる
中学2年生の頃、学校で秋葉原にあるメイド喫茶に行ったオタク系男子がいて、「おかえりなさいませ、ご主人様~」という言葉が流行っていました。私は、秋葉原は遠かった上にお金も無いので一回も行ったことがありませんけど、この作品を見ていると、メイド喫茶が思い浮かびました。
感想
接客の様子を見ていて、こういう感じの接客良いなと思いました。 メイド喫茶の「おかえりなさいませ、ご主人様~」よりも丁寧さは下ですが、フレンドリーな感じが良いです。
居酒屋やファミレスの接客だと、利用していて何か堅苦しい接客だなと思ってしまいます。嫌な気分にはならないけどいい気分にもならない。普通だなとしか思えません。こういう接客は失敗を回避している。いわば安全志向ですね。
それに対し、スティーレみたいな接客は、下手をしたら客を怒らせるなんてことにもつながるかもしれないのですが、気に入られればリピーターになってもらえる。(スティーレのお客さんはほぼ男性で、こういった接客を期待しているから怒らせる可能性は低い方だと思うのですが)
実際の店でも、色々な接客を味わうことが出来るというサービスを提供することで、行くたびに大分違うので、リピーターも増えるのではないかと思います。
今回のお話は以上です。明日も更新致しますのでどうぞご閲覧お願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!