のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

今後の時代においてのキャリアプランの考え方について参考になる本

 どうも。takaです。今回の記事では、日本マイクロソフト株式会社の代表取締役社長を務め、現在では早稲田大学ビジネススクール客員教授を務めている成毛眞氏の著書、「定年まで待つな!」について話していきます。

 


定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略 (PHPビジネス新書)

 

本の内容

 現在懸念されている消費税、年金問題、AIの登場等、今後の日本の将来について不安を抱えている人は大分いると思います。この本では、そんな不安が多い状況の中で、稼ぐことが出来る人材になるにはどのような行動をするべきなのかが書かれています。

 

考えるだけでも恐ろしい未来

 本来人間の寿命は30年で、これは平安時代の平均寿命と近いですが、今の時代では医療技術の進歩等の影響で人はなかなか死ななくなり、その結果老人の数が増えています。その倍である60歳で亡くなったとしても、「まだ早い……」と周りから言われ、70,80年生きるのは当たり前という見方になっています。独身の人も増えているので、少子高齢化は現実味を感じた方が良いです。

 また、老人になると体の機能も低下し、物忘れも多くなってくるので、若い時のような動きが出来なくなります。そのような人々が至る所に多くいるようになる世の中で年金は自分の所に十分に回って来ない可能性は高いです。

 そしてAIの登場によって仕事が奪われるという問題も出て来ます。

やることはスキルアップではなくダウングレード

 上記の不安しか感じない状況で、稼ぐようになるには、長期間稼ぐことが出来る職場を見つけることです。退職金の制度も見直しされているので、早いうちに動かないと、損をします。なので、今の労働環境、所得に不満があるのであればすぐに転職をする方が良いです。

 

 ただ、そのために「スキルを身に付けてから」と考えてスクールに通うという選択はダメです。資格を取るというのも、実際には役に立たず、結果的に本人の自己満足になってしまいます。

 

 どうするべきかというと、地方の中小企業に就職することです。中小企業は規模が大きくないので、経営に入りやすくなり、働く場を確保できる確率が高くなります。規模が大きい都会の企業で歯車の一部として働くよりも良い方向に向かうこともあります。

 

 そして、都心から離れるから電車の本数が減って車が無いと不便だとか、スーパーが近くに無くて不便だとか思うかもしれませんので、住む場所を考えて選ぶことも必要です。

 

海外で働くことも視野に入れる

 今後の日本の将来が不安であるのであれば、いっそのこと海外で働くという選択もアリです。

 特に成長が著しい国はこれから伸びると予測されているので条件の良い求人が多いので試しに検索してみると良いと思います。

 海外に行けば日本に無い文化等を色々と見ることが出来るので様々な見方も身に付きます。

 中には日本より技術が上である所もあるので日本の方が上なんてことはないです。むしろ日本は上から目線をやめるべきで、外国人からすれば形式ばった日本のルールはどうでも良いと思っているので外国では役に立たないです。

 語学力不問の求人も結構あるので「外国語が話せないから無理」と諦める必要もありません。

 

要らないものは買わず、持たない

 最後に、自分のこれからの生活において、色々な可能性を狭めるものはどんどん無くしていくことです。

 例えば、都心に住んでいれば電車が至る所に走っているし、一本逃しても、それほど待たずに電車が来る。そんな所で自動車を持っていても仕方がありません。自動車税、駐車場代がかかるので出費が多くなりますし、使ったとしても駐車する場所に困る等不便に感じることも多いと思います。なので、車をほとんど使わないのであれば買わず、使う時だけレンタカーを借りる。家も買ってしまうとローンの返済や長く住んでいるとあちこちにガタがきてそれの修繕費が発生するなどして不自由になりますのでフットワークが軽い賃貸に住む。必要の無いと判断したものはきっぱりと捨てる。そうすることで今より暮らしが楽になると思います。

 

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