のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

方言はその土地の文化の一つであって、むしろ羨ましいと感じる

 


方言って素晴らしいっていう漫画 (IDコミックス)

 今回は、一昨日購入して読んだ「方言って素晴らしいっていう漫画」を読んで思ったことについて語っていきたいと思います。値段が800円以上するので買おうかどうか悩みましたが、ちろっと立ち読みサイトを見て面白そうだと判断したので買いました。

ストーリー

 福岡の田舎出身の女子、福原夢子は、大学生になって上京し、念願の東京ライフを送ることになります。そして一番の目的は彼氏を作ることで、友人からお勧めのイケメン男性を聞き、その後偶然その男性と知り合います。

 しかし、話してみると、その男性・青山蒼は、津軽弁で話すので、自分の理想とは全然違う上に何を言っているのか分からず、避けようとしたのですが、さすがにそれは最低な行為だという罪悪感や、友達は多い方が良いと思ったことで交流をするようになります。

方言とは

 方言とは地域によって違う形に変わっていく言語体系で、種類は色々あります。方言で有名なものだと関西弁、博多弁、2016年の広島のリーグ優勝や、「この世界の片隅に」がヒットしたからか、広島弁も知名度が上がっていますね。あと、「クレヨンしんちゃん」でみさえは自分の親と会話する際には熊本弁を使う時があるから熊本弁も有名かなと思います。私が去年仕事で関西出身の人が多い現場にいた時は日常的に自分の周りに関西弁が飛び交っていました。その中で、リーダーの方に「~してくれはる?」というのをよく言われたのですが、これは「~してくれますか?」なのかなと解釈しています。

方言は素晴らしいと思う

 方言を使うと、「田舎者」とバカにされるから嫌だと思う見方があり、私が最近読んだ作品の少女漫画、「ラストゲーム」に出てくる相馬蛍というキャラは、田舎出身であることにコンプレックスを抱いていて、みんなにバカにされるからと方言を使うことを控えていますが、方言はその土地の文化であり、素晴らしいなと思います。

 私は埼玉県の新座で育ちましたが、方言も無く、これといった特徴が無いのが嫌で、知名度が上がって欲しいから「県庁所在地を新座に移してくれ」とか思っていました。池袋にアクセスしやすいのがメリットといえばメリットですけど。

 だから方言がある土地で育った人のことを羨ましいと思っています。田舎では都心みたいにひっきりなしに電車やバスが来る訳でもないですけど、不便な所で育った分、精神的に逞しいと思うので、憧れます。

 何より自分が体験していない経験をしたという所が魅力だと感じています。

 そして、堂々と方言で話す人は地元愛を持っているが故だと思うので、私は蒼君がカッコよく見えました。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!!