【書評】中央線沿線少女
どうも。takaです。今回はこちら、「中央線沿線少女(芳文社)」 の感想です。
ストーリー
女子高生から先輩上司まで、男性との恋愛で悩んでいたり等、様々なヒロインが中央線沿線で織りなす短編集です。中には男性の方がメインに感じる時もあります。
出典:中央線沿線少女 rioka(まんがタイムKR フォワードコミックス)
中央線の街並みを見てみたくなる
中央線は東京都内でも人気のある路線です。「東京都の住みたい街ランキング」で上位に入っている吉祥寺や、休日には登山客が多い高尾山が最寄りの高尾といった駅があります。
他にも。例えば1巻には三鷹駅近くにある三鷹跨線橋が出てきます。
三鷹跨線橋は文豪太宰治もよく通っていたそうで、本人の作品にも載っています。
さらに、橋から三鷹車両センターに停車している中央総武線で使われているE231系等を見渡すことが出来ますし、特急あずさにも使われているE353系も見ることが出来るので鉄道ファンにも人気があります。
自分も一回鉄道写真を撮ってみたくて行ってみました。行った時の写真です。
綺麗にズラリと並んでいます。
中央線は名古屋まで
都心にいるとなかなか気付くのが難しいですが、東京から高尾までは中央線快速と呼ばれ、本当は中央本線であり、中央線快速はその一部です。
中央本線は東京から甲府、諏訪を経由し、長野県の木曽地方を経由して最終的に名古屋駅まで結びます。
東京から塩尻までが中央東線、塩尻から名古屋までが中央西線と呼ばれていますが、直通する列車が無いので運転系統は分断されています。
あと、新宿から出ている特急あずさ号は塩尻を過ぎて松本まで行くため誤解されがちですが、松本は中央本線の駅には入っていません。
1巻では甲府が出て来たので、今後諏訪とかも出てくるのかなと思っています(笑)
鉄道ファンや中央線ユーザーはぜひ読んでみると良いです。読むと行ったことのない駅で降りて、自分がまだ知らない中央線の街並みを見てみたいって思うようになると思います。