のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

茂木健一郎氏が語る「本を読むことで脳力アップ」

 こんばんは。今日は雨が降ると思っていたのですが、晴れましたね。ただ、風が強かったですけど。春が来たって感じですね・・・。

 
頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

本の内容

  この本の中には、本を読むことで脳にどのような良い影響を与えるのか、そして本を読めば読むほど読んだ本が脳に蓄積されていき、教養もそれに伴って磨かれていきます。ポケモンに例えるとバトルすると経験値が上がり、レベルアップする。そして一定のレベルまで来ると進化するポケモンがいるのと似たような感覚です。なので私は自分をポケモンと思い込み、読む本を闘う相手と置き換えて読みます。ゲームが好きな人特にポケモンが好きな人はそんな感覚で読むと面白いかもしれません。

読書の効果

  他にも、読書とはその本を書いた人との対話、すなわちコミュニケーションであるので対話力も磨かれます。それに加えて言葉力も上がります。

 総じて読書というのはいわば頭を鍛えるトレーニングなのです。スポーツ選手がトレーニングで体を鍛えているみたいに。活字で書かれている文章は、絵が描かれている漫画よりも読者に伝えられる情報が少ない。なので読むことは決して楽なことではなく、むしろキツイ方です。そして本が難しければ難しいほど頭が鍛えられるとのことです。

 一回で理解出来なくて苦痛だと感じてもそれは恥じることではありません。昔は「読書百遍」といって同じ本を何度も繰り返し読むという風潮があったみたいです。そこで得ることが出来る力なのが慣れの力。良いと思ったり、読み終わってもスッキリしなければ何度も読み返して理解する。そして次第に慣れていき、理解出来るようになれば、そこには喜びが出てきます。そしてその本を書いた人の別の作品を読んでみたい、著者のことをもっと知りたい意欲が出て良い方向に向かいます。もしどうしても理解出来ないのであれば詳しい人、すなわちオタクな人に聞いて教えてもらうのが良いです。読んだ本について話し合うことも情報が増えて理解力が出てきますので良いですね。友人と漫画やアニメ、ゲームの話をすると楽しいのと同じです。

良い本がどういったものなのかが分かる

 この本の著者である脳科学者の茂木健一郎氏は、高校生時代は早い時間に登校して読書に明け暮れていたそうです。その時、海外の作品の原文、すなわち英語で書かれている洋書を読んでいたと言っております。洋書だけでなく、日本語力を維持するために夏目漱石の作品、そして「枕草子」などの古典も読んでいました。茂木健一郎氏はこの本の中で、時間を経て「古典」と呼ばれるようになった本は、文章表現の中でも最高峰だと言っています。これらの作品は、作者の死後も翻訳版等が本屋に出ているのでいかに優れた作品であるかがそれで分かります。

 この本には茂木健一郎氏がこれまで読んで特にお気に入りのお勧め本が多く書かれています。そして、これまでの人生で膨大な数の本を読んできた茂木健一郎氏だからこそ「面白そう。ぜひ読んでみたい」とこの本を読んだ人に思わせる力があると思います。

 私も「この本を読みたい!!」と思った作品が多く出てきて、購入しました。

本を買うなら自分の足で見て回るのが良い

 

 そして、本を買うのであれば本屋で購入する方が良いです。本屋には流行りの本や売れている本が並んでいますし、うろついている時に偶然「これ、面白そうだからよんでみよう」と思って購入して読んだらハマるなんてこともありますので。

 

 今回のお話は以上です。明日も更新致しますのでどうぞご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。