【書評】今日のハチミツ、あしたの私
どうも。takaです。今回はこちら、「今日のハチミツ、あしたの私」の感想です。
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あらすじ
中学生の頃、蜂蜜の瓶をもらった碧は30歳で恋人の故郷へ行くことになり、そこで蜂蜜園を営んでいる人物と知り合い、蜂蜜園の手伝いをすることになります。
未知の土地で迷う中で出会った様々な人々との縁。それが充実したかけがえのない日々になっていきます。
居場所は自分から作るもの
この作品から感じたことは、出会いは運。けれどもそこから関係を作るのか作らないかは自分の意思だということです。
碧は未知である土地でも、そこで出会った人と自発的に関わることで居場所を作っていきました。出会った人のことをもっと知りたい、仲良くなりたい。そう思ってアプローチしていかなければ恋人も、友人も、作ることは出来ないんだと感じました。結局自分の意思なんですね。
逆に、相手のことを過小評価したり、呆れたりしていると、自分から積極的に関わろうという意思が無くなり、そして言葉に出さずともそれは態度、雰囲気から相手にも伝わってしまい、距離が遠ざかっていきます。
随分時間が経って知人と音沙汰が無くなっても、連絡とかしてみると良いのかなと思います。この本を読んで人と積極的に関わろうと思うようになりました。