のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

【書評】東大生の本の「使い方」

 どうも。takaです。今回はこちら、東大生の本の「使い方」について書いていきます。

 

 

内容

 東大キャンパス内にある書店、東大生協の本郷書籍部と駒場書籍部で、書店員として働いていた筆者が知った、東大生の本の「使い方」、「選び方」等についてまとめた本です。また、東大生があらゆる分野の中で選んだ本の一覧もランキング形式で掲載されています。

東大生の本の「選び方」

 東大生は、二番煎じの作品ではなかったり、何も書かれていない白い箇所が少なく、かつ情報量が多い本を選び、その本から得ることが出来る最大限の情報を仕入れます。そして、自分が今何をやりたいか、例えば「勉強の息抜きに通学中などに読むため」「自分が将来社会に出て働く前に、日本だけでなく世界でも通用するためにはどんな人間、能力を持った人間になるべきなのかを知るため」、「興味が湧いたものの大元を知りたいため」に欲求を満たすために最適な本を東大での「口コミ」等を使ったりして選びます。これまで自分がやってきたことが否定されるようなことがあっても、それを受け入れ、成長するべくあえてそのような本を読む。なんてこともしています。メンタルも強いですね。

東大生は向上心が強い

 この本には東大生が選んだ本が載っています。その一例として、将来世界で通用する人材になるために読まれた本の一つとして

 

 こういった所から、東大生は勉強熱心で、上に行きたいという気持ちが強いというのを感じます。

 ただ、東大出身だからといって全員活躍できる人材になるわけではありません。実際東大卒なのに使えないと判断されると、逆に東大が自分の首を絞めることになってしまいます。

 それでも勉強に打ち込んできたという事実は変わらないし、合う環境があれば一気に伸びる能力を持っていると思うので私は素直にすごいと称えたいです。