のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

【書評】即動力

 どうも。takaです。今回はロンブーの田村淳氏の著書、「即動力(SB新書)」について書いていきます。

 


即動力 (SB新書)

 

作品の内容

 これからAIが出て来て現在人間が行っている仕事が無くなるであろうと言われている時代に必要とされる即座に動く力、すなわち即動力が書かれている本です。

何かを学ぶのに年齢も今の立場も関係ない

 田村さんは、40代になってから法学を学ぶために青山学院大学を受験した時、批判的な声も出たと言っていました。

 これが自分には理解出来ません。何かを学びたいと思うのも個人の自由のはずです。なのになぜ叩かれるのか?

 それは自分には出来ない、持てないと思っているが故に生まれる僻みです。

 

 私は田村さんのように、決めたら行動に移す人間は素晴らしいと思います。

まず一番先に行動する人が多くを得ることが出来る

 何かをしたいと思ったら、まず行動に持っていく。そしてその過程で必要なものを吸収しながら進んでいく。所得が大きい人はこれをやっています。

 勉強してから動くにしても、完璧に理解するなんて時間がかかります。いや、行動しないと得ることが出来ないものもあるので、そのような姿勢では永遠に何も行動に移すことは出来ません。

 そもそも人間の脳は忘れるような仕組みになっているので。行動しながら吸収すると、頭だけでなく、体でも感じ取ることが出来るので忘れないようにするのであっても断然行動しながら学んでいった方が良いと思います。

 一番先に行動する人は、その過程で、知識だけでなく思わぬ形ですごい有名で影響力がある人と会ったりして人脈も広げていくなど、有益になるものに触れることが出来る確率が高くなる。

 だから成功する確率が高いのだと思います。

夢はたくさんあった方が幸せ

 「二兎追うもの一兎も得ず」ということわざがありますが、夢は多く持った方が良いと書いてあります。

 今の時代も二兎も三兎も追いかける。そういう流れになってきているのかなと感じています。プロ野球で大谷翔平選手が投手と野手の二刀流をやっていることがその典型だと思います。

 落合博満さんも著書「采配」で、現役時代は常に三冠王を求めてプレーしていたと語っています。

 一つのことをやるより、色々なことに取り組んだ方が脳にも刺激的ですし、それがヒントにつながることもあるので視野も広がっていくと思います。

 

 この本は今後の世の中を楽しく生きるための参考になります。


即動力 (SB新書)