のんびり読書記録

自分がこれまで読んだ漫画、小説、ビジネス書等、マイペースにのんびりと書いていきます。

ネットが普及しているこの時代で百科事典を読む

 2016年の9月くらいの話なのですが、あるビジネスマンが小さい頃百科事典をよく読んでいて、そのお陰で多くの知識を身に付けたということを知ったので、それに習って自分も百科事典を読めば今よりももっと多くの知識が身に付いて、知的な人間になれるかなと思い、インターネットを使って百科事典が売っている店は無いか探しまくってようやく見つけて1万くらいで購入しました。

 

 

 40年以上も前の情報ですから、言うまでもなく、入っている情報は古いです。しかし、古いものが手に入ったのが逆に嬉しくなって昭和にタイムスリップした感覚で読みました。内容は、「日本の歴史」、「算数」、「数学」、「地理」、「国語」など、学校で習うものに関してでした。

 私は小学6年生の頃は日本の歴史と算数には興味ありましたが、それ以外には興味が無かったので、体育以外の授業はまともに聞いていませんでした。他の教科の授業中は歴史の資料集や地図帳を見ていたりしていました。なので成績は良くなかったです。

中身を読んでみて

 早速手に取って読んでみたのですが、読んで数分で購入して良かったと思いました。

 特に、「日本の地理」が気に入りました。子供の頃から地図を読むのが好きで、特に川の水源地や、どこまで流れているか、高速道路、鉄道の駅を見るのにハマっていました。ただ、それだけで、川が上流、中流下流では流れなどにどのような違いがあるのか、そこまでは知りませんでした。

 また、各々の地方の特徴、日本海寄りか太平洋寄りかで地域ごとに天候も変わり、それぞれの天候に合わせた街づくりのことにも気付いていなかったので良い情報が手に入ったと思いました。例えば新潟県は雪がよく降るので除雪車の他に歩道に雪が積もらないようにがん木を作っていたりしているなど。4年くらい前に小千谷に行った時、なぜ歩道が屋根で覆われているのか気になったのですが、そういう理由だったんですね。

総合的な感想

 総合的に思ったことですが、百科事典は知識は増えますけど、ネットで調べた方が速いし、ネットはアップデートもされるので実用的に使うのは難しいかなと思います。それに、一冊一冊が厚いので読み終わるのに結構時間がかかるというデメリットもあります。

 あくまで教養本として読むという気持ちで読むものだと思います。

 ちなみにこの後祖父母の家に行った際、百科事典が置いてあったことに気付き、「何でこれまで気付かなかったんだー!!気付いていれば子供の頃読んだかもしれないのにー!!」と激しく後悔しました。