ギャグ漫画の革命
こんばんは。今回も本の紹介をしていきたいと思います!!
紹介する本は、こちらです!!
銀魂(第1巻) 天然パーマに悪い奴はいない (ジャンプコミックス) [ 空知英秋 ]
内容
天人という地球外生命体に支配されている架空の江戸の世界で、万事屋を営む主人公・坂田銀時を中心に繰り広げられる漫画です。基本は一話完結のギャグ漫画ですが、時に感動あり、長編あり、バトルありと色々あります。
自分の脳内でギャグ作品の革命が起こった
この漫画を見たのは今から10年くらい前で、当時高校生だったのですが、この漫画は自分の頭の中で革命が起きました。
今までギャグ漫画ではボケで面白いと笑っていたのですが、この漫画はボケだけでなくツッコミも言葉が斬新で、上手くて面白く、ツッコミも笑いをとるのに必要な魅力的要素だと思いました。当たり前の話だと思いますけど、当時は気付いていませんでした。
最近はサンドウィッチマンのコントを動画で見るのですが、これもツッコミが笑えて面白く、銀魂がなぜギャグ作品で大人気なのかも頷けます。
もちろんボケも斬新で、かつぶっ飛んでいて面白く、毎度毎度笑えます。
笑いはボケとツッコミで成り立っているということを教えられました。
時にかっこいい主人公
主人公の銀時は、普段は怠惰で怠けてばかりで金遣いが荒く、周囲からは快く思われておらず、やる気が全く感じないのですが、決める時は決める主人公です。
特に、自分が守りたいものを守る際は普段の怠惰さがありません。いつもは家賃の滞納で揉めていたり、喧嘩ばかりしている人達のことも、口に出さないことがあっても内心大事に思っているんだなと思います。
彼の口から発する言葉も重みを感じていて、そこがカッコ良く、理想のヒーローに見えます。
かつて戦争に参加した経験があるので、そういった修羅場を潜り抜けた経験があるからこそ、シリアスシーンにカッコ良さが出たり、言葉に力があるのだと思います。
他にも普段は変態な行動を取っていたり、ふざけてばかりいるキャラクターでも、シリアスな場面では普段の姿は鳴りを潜め、熱い人間だと思わせる行動を取ります。
人間の表裏がよく出ていて素晴らしく、そちらの側面でも良い漫画だと思いました。
今回のお話は以上です。明日もまた更新致しますので次回もまたよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
銀魂(第1巻) 天然パーマに悪い奴はいない (ジャンプコミックス) [ 空知英秋 ]